先日、町内の伝統行事の一つ「左義長」に30数年振りに参加してきました。我が町の左義長とは俗にいわれる【どんど焼き】で近江八幡の有名な『左義長祭り』とは違います。
本来は小正月(15日の朝)にしてましたが、成人の日が1月の第二月曜日に変わってからその日に行われております。
以前は町内の小学生高学年から中学生までが、冬休み(お正月明け)の間に正月の飾り(門松・しめ縄・お札・古い御守りなど)を集めに回り、やぐらを組む竹、その回りに差し込む
ワラと、前日から泊まり込みで火の番をするのでお菓子やお酒代として寄付を集めて回ってました。
人口は増えては居ますが、年々参加する方が少なくなり竹の組み方、立て方、縄の編み方など出来る方が年配の方数名となってしまってます。
今回中学生が9名ほど参加してくれて、竹藪から切り出した竹の運び、縄編み、やぐら立て 当日は点火の手伝いをしてもらいました。
火を燃やせる場所の確保や担い手の高齢化と成りて不足で、今年で最後になるかもしれないとなるとやはり寂しいものです。
今年は暖冬で雪も降らずですが、1度は《どか雪》が降るかもしれないですね。
この竹はしなりがあって、抗菌作用もあり加工してフローリング材としても用いられてますし、和室の天井や家具のアクセントなどにも使われてます。
ワラも建築材、主に断熱材として稀にですが用いられることもあります。何かしら、家に結び付けようとするのはいた仕方ない事かもしれないです。 T